FXを始めてみたいという方々の中には、GMOクリック証券のFXネオを考えている方もいらっしゃるかと思います。
証券会社を選ぶ際には、そのメリットとデメリットをしっかりと理解しておくことが重要です。
この記事では、GMOクリック証券のFXネオを使うメリットとデメリットについて解説していきます。
1.GMOクリック証券とは?
GMOクリック証券は、東証プライム上場のGMOインターネット株式会社の子会社です。
GMOクリック証券では、FXだけでなく株式や投資信託、先物・OP取引、CFDなども取り扱っています。また、低コストで取引が可能であり、取引ツールが使いやすいという特徴があります。さらに、電話やメールによるサポート体制も整っています。
FXについては、「FXネオ」と「くりっく365」を提供しています。「FXネオ」はGMOクリック証券が運営・管理しているのに対し、「くりっく365」は取引所が運営・管理を行っています。
2.FXネオを使う5つのメリット
次に、FXネオを使うメリットを5つご紹介します。
・業界で最も狭いスプレッド
・豊富な取引ツールとスマートフォンアプリ
・デモ取引が可能
・他の金融商品への投資も可能
2-1.業界で最も狭いスプレッド
FXネオは、業界で最も狭いスプレッドを提供しています。スプレッドとは、売り値と買い値の差を指し、FX取引のコストとなります。スプレッドが狭いほど取引コストが低くなるため、初心者にとって大きなメリットです。
FX会社 | 米ドル/円 | ユーロ/円 | ポンド/円 | 豪ドル/円 | NZドル/円 | 南アフリカランド/円 |
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GMOクリック証券※1 | 0.2銭 | 0.4銭 | 0.9銭 | 0.5銭 | 0.7銭 | 0.9銭 |
DMM FX | 0.2銭 | 0.5銭 | 0.9銭 | 0.6銭 | 0.7銭 | 1.0銭 |
外貨ex byGMO※1 | 0.2銭 | 0.4銭 | 0.8銭 | 0.5銭 | 0.7銭 | 1.3銭 |
みんなのFX | 0.2銭 | 0.4銭 | 0.8銭 | 0.6銭 | 0.7銭 | 0.9銭 |
外為オンライン | 0.9銭 | 1.9銭 | 3.4銭 | 3.2銭 | 3.6銭 | 14.9銭 |
インヴァスト証券 | 0.3銭 | 0.5銭 | 1.0銭 | 0.6銭 | 1.7銭 | 1.8銭 |
SBI FXトレード※2 | 0.18銭~ | 0.48銭~ | 0.88銭~ | 0.58銭~ | 1.18銭~ | 0.88銭~ |
2024年2月06日現在
※1 スプレッド原則固定
※2 SBI FXトレード(1通貨~取引可)は、注文数量に応じてスプレッドが変わる
2-2.豊富な取引ツールとスマートフォンアプリ
GMOクリック証券では、「FXネオ」、「はっちゅう君FXプラス」、「プラチナチャート」、「FXツールバー」の4つの取引ツールを提供しています。また、スマートフォンアプリ「GMOクリック FXneo」もあります。
2-3.デモ取引が可能
FXネオでは、1ヶ月間の無料デモ取引を行うことができます。デモ取引では、本番環境に近い状況で取引を行うことができ、チャートの読み方や相場の理解に役立ちます。
2-4.電話サポート
FXネオでは、電話サポート体制が整っています。
そのため、「深夜だけど確認したい」という場合にも対応しています。FXを始めたばかりの頃は、心強いサービスです。また、電話以外にも問い合わせフォームからも質問可能であり、緊急性に応じて電話と使い分けて利用しましょう。
そのため、いつでも問い合わせが可能で、特に初心者にとっては大きなメリットとなります。
2-5.他の金融商品へも投資可能
GMOクリック証券では、FXだけでなく、株式や投資信託、先物・オプション取引(デリバティブ取引)、CFD取引など、様々な金融商品への投資が可能です。つまり、FXだけでなく他の投資方法にも興味がある方には非常に便利な証券会社です。
さらに、FXネオで得た利益を他の金融商品への投資に振り向けることも可能です。これにより、投資の分野を広げて収益を得るチャンスを増やすことができます。
3.FXネオを使うデメリット
FXネオには上記のようなメリットがありますが、デメリットも存在します。以下に主なデメリットを挙げます。
- 取引ツールが豊富すぎて選ぶのが難しい
- 取引ツールによっては操作性が良くない
3-1.取引ツールが豊富すぎて選ぶのが難しい
GMOクリック証券では、「FXネオ」や「はっちゅう君FXプラス」、「プラチナチャート」、「FXツールバー」といった取引ツールを提供しています。これらの取引ツールは、それぞれ特徴が異なり、ユーザーの取引スタイルによって適したものが変わります。
しかし、取引ツールが豊富すぎると、どれを選んでいいのか迷ってしまうかもしれません。また、一度選んだ取引ツールに慣れてしまった後で他の取引ツールに切り替えるのは大変かもしれません。
3-2.取引ツールによっては操作性が良くない
取引ツールは豊富ですが、全ての取引ツールが完璧なわけではありません。取引ツールによっては操作性が良くないと感じるかもしれません。
例えば、「FXネオ」はシンプルで初心者にとって使いやすいというメリットがありますが、逆に上級者にとっては機能が少なすぎると感じるかもしれません。
また、「はっちゅう君FXプラス」や「プラチナチャート」は機能が充実していますが、その分、操作が複雑であったり、取引ツール自体が重く感じることもあります。
これらのデメリットを踏まえた上で、自分の取引スタイルや経験に合わせて適切な取引ツールを選ぶことが重要です。
4.まとめ
今回はFXネオを使うメリットとデメリットを解説してきました。FXネオはスプレッドが業界最狭水準であることや、サポート体制が充実しており、FX初心者にとってメリットのある会社です。
一方、取引単位が1,000通貨から(※南アフリカランド/円とメキシコペソ/円は10,000通貨単位)であることや、自動ロスカット時に手数料が掛かる点など、デメリットも存在します。メリットとデメリットをしっかり把握した上で、FXネオの利用の検討を進めてみてはいかがでしょうか。